まとめる例・・・ 

1. 次の文章を読み,空欄にもっとも適当な語句を記入しなさい。

 メソポタミアとは「川の間の地方」という意味で,( 1 )・ユーフラテス川両岸地域のことを指していて,ナイル川流域と並ぶ穀倉地帯であった。前7000年ころからイラク東岸の( 2 )やイェリコで農耕が始まった。
 紀元前2700年ごろ民族系統不明の( 3 )・ウルク等のシュメール人の都市国家が生まれて,( 4 )政治のもと,神殿・宮殿・王墓などを建設し,( 5 )文字を発明して,言語を粘土板に書いた。
 その後,セム(アフロアジア)系の( 6 )人がシュメール人を征服し,前24世紀にメソポタミアやシリアの都市国家を統一して,全メソポタミアを統一した。( 6 )人の王朝の滅亡後,一時シュメール人の勢力が独立したが,やがてセム(アフロアジア)系の( 7 )人のバビロン第一王朝がおこり,前18世紀ごろ( 8 )王のとき,全メソポタミアを支配し,( 8 )法典を制定し,中央集権化をはかった。この法は「目には目を,歯には歯を」の復讐法の原則にたっていたが,被害者の身分によって刑罰が違っていた。
 紀元前1650年ごろに小アジアに帝国を建設し( 9 )製の武器をもちいるインド=ヨーロッパ語族の( 10 )人が侵入してバビロン第一王朝は滅ぼされた。( 10 )人は小アジアに国をたて,紀元前15世紀には,新王国のエジプトとならぶ強国に成長した。さらに,南メソポタミアに( 11 )が侵入・支配し,北メソポタミア・シリアは( 12 )王国が侵入・支配した。

↓まとめると・・・

メソポタミア=「川の間(チグリス・ユーフラテス川)の地方」

1.前7000年ころ:ジャルモやイェリコで農耕が始まる

2.紀元前2700年:シュメール人の都市国家
 ウル・ウルク、神権政治、神殿・宮殿・王墓などを建設、楔形文字(粘土板に書く)

3.前24世紀:アッカド人(セム系)
 全メソポタミアを統一

4.バビロン第一王朝(セム系のアムル人)
 ハンムラビ王のハンムラビ法典
 (「目には目を,歯には歯を」復讐法、身分によって刑罰に差)

5.インド=ヨーロッパ語族の侵入
 A.ヒッタイト:小アジアに帝国を建設、鉄製の武器、バビロン第一王朝は滅ぼす
 B.カッシート:南メソポタミア
 C.ミタンニ:北メソポタミア・シリア

↓さらに他の問題をやり、データーを追加すると・・・(追加分は青色)

メソポタミア=「川の間(チグリス・ユーフラテス川)の地方」

1.前7000年ころ:ジャルモやイェリコで農耕が始まる

2.シュメール人の都市国家
 ウル・ウルク、神権政治、神殿(ジックラト)・宮殿・王墓などを建設、楔形文字(粘土板に書く)

3.アッカド人(セム系)
 全メソポタミアを統一

4.バビロン第一王朝(セム系のアムル人)
 ハンムラビ王のハンムラビ法典
 (「目には目を,歯には歯を」復讐法、身分によって刑罰に差)

5.インド=ヨーロッパ語族の侵入
 A.ヒッタイト:小アジアに帝国を建設、鉄製の武器、バビロン第一王朝は滅ぼす
 B.カッシート:南メソポタミアを支配
 C.ミタンニ:北メソポタミア・シリアを支配、アッシリアも服属

inserted by FC2 system