1.勉強法
2.時間配分をしっかり決める
3.下線設問・空欄補入の記述問題は・・・
4.経済史や制度史やヨコの流れなどのテーマ史について・・・
5.論述対策
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まず、しなければならないのは教科書の内容の理解し基本・標準的な問題を確実に正答していく学力を付けることです。これは2次試験だけ世界史をする方もやらなくてはいけないことです。詳しくはガイダンスルームを見てください。
■ 勉強法 それが終われば志望校の過去問を研究とそれに元ずく志望校対策をやりましょう。また、大学の案内パンフなどで、歴史関係の教授・助教授の専門分野を調べたり過去問を調べてみて、その分野が出題されているかどうかも見てみてください。全ての方がそうとは限りませんが、自分の専門分野を(深く)聞いてみたいというのも、出題者の心情のようです。これで、よく出る分野でまだやっていない、あやふやなとこを補うなど、あなたがするべきことが見えてきます。
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私大の入試と国立2次試験とが大きく違うのは国立2次試験では時間が余らないということです。時間は私大より長くありますが、論述問題を解くには時間がかかります。過去問を通して、どの問題にどれくらいの時間をかけるか時間配分をしっかり決めて本番に望んでください。
■ 時間配分が命取りになることも・・・ 僕の経験では下線設問・空欄補入の記述問題を先にさっさと終わらせて残りの時間を論述問題にかけるのがいいと思います。また、論述問題を解く時間も練習を積んで、短くしていってください。目標は400字で25分(戦略計画5分、記述20分)です。
■ 時間配分は・・・
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下線設問・空欄補入の記述問題はほぼ標準的な私大の空欄補入問題レベルですのでガイダンスで書いている基本・標準的な問題をやる勉強で対応できます。大学によっては資料問題や短文論述を絡めてくる場合もあります。これは過去問をやってなれてください。解答は記号・マークではなく記述が多いので、漢字や誤字には気をつけてください。トレーニングルームに国公立大の下線設問・空欄補入の記述問題を集めた国公立大対策問題集あるので活用してください。
■ 対策は・・・
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経済史や制度史や宗教史や東西交渉、貿易などのヨコの流れなどのテーマ史もよく聞かれ、幅広い知識が要求されます。山川の「世界史テーマ学習80」(入試には必要ないかなり細かい内容を含みますが読んでおくと役に立ちます)などをよく見ておいてください。
■ 特に論述では・・・ また私大のテーマ史の問題を解くのも効果的です。トレーニングルームに私大のテーマ史問題を集めたあるのでテーマ史対策問題集を活用してください。
中国史・欧米史など地域ごとに教科書の社会・経済のことが書いてあるところを順に読んでいけば流れがつかめると思います。たとえば、中国を例にすると山川の教科書なら「春秋戦国と鉄器の普及」→「漢の社会と文化」→「隋唐の社会」→「宋代の社会」→元の「交通・貿易の発達」→P191「明清の社会」という順に見ていってください。
■ 経済史・制度史は・・・ 学研の「ヨコから見る世界史」か、あまり知られていないことですが世界史Aの教科書も役に立ちます。それと教科書や資料集についてる全世界の出来事が見開きに載っている年表(山川の詳説世界史なら巻末の世界史年表)で同時代ではどんなことがおこっていたのかをよく見ておいてください。
■ ヨコの流れは・・・
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論述対策の勉強法を見てください