早稲田大学対策

早稲田大学

早稲田大学の対策(総論)
 早稲田大学の問題は教科書だけの知識では解けない問題がありますが、山川や旺文社の用語集を見ていれば解ける問題です。勉強の時には用語集をよく見ておいてください。早稲田の問題は難しいと思われがちですが、7割くらいが基礎的な事をおさえていれば正答できる問題で、別に満点取らなくても受かります。合否の分かれ目となるのは難問をとけるかよりは勉強していればわかる基本問題を確実に正答していけるかです。まずは世界史の全範囲で基礎・標準問題で確実に正答する学力を付けること。(詳しくはガイダンス参照)。その後、各学部の過去問と早慶大世界史問題集や関東難関私大世界史問題集で出題形式やよくでるテーマ史になれることが大事です。近現代イギリス史、近現代アメリカ史、各宗教史、東西交渉史、経済史はしっかり過去問やフロンティア世界史や当HPのテーマ史対策問題集で学習のこと!! 正誤問題を多く出す学部や正誤が苦手なひとはセンターの過去問(当HPのセンター対策問題集)や山川の正誤問題集もやろう。

教育
 大問は4題で、記述と4〜5択のマーク形式の試験。空欄補入・下線・センター型の正誤問題が出題されます。出題テーマは欧米とアジアが半々で、テーマ史(2002年度はユダヤ史)も出る。問題は正誤問題で難しいものあるが大半が標準レベル。学習時に用語集の該当個所をよく読み、基礎・標準問題では確実に正答していくように勉強しよう。

 大問は5題で、4択の選択・正誤問題と250字の論述問題が出題されます。出題テーマは欧米の頻度が高い。問題は昔よりは簡単になったとはいえまだ難易度は高く、正誤問題が多く、その上本格的なの論述問題あるので60分では時間的な余裕はない。論述以外の部分を時間を掛けずわかるものをかたづけてよう。対策は正誤問題になれること。正誤問題の問題集と過去問(政経以外の他学部のできれば)で用語集で調べながら演習を積むこと。論述も論述の対策をしていないと難しい。過去問、当HPの早稲田過去問(論述)当HPの論述問題集の同字数の問題を解いて訓練すること。

 大問は4題で、第1〜3問は4択の選択・正誤問題、第4問は記述解答の空欄問題と現代史に関する100字の論述問題が出題されます。出題テーマは欧米近現代の頻度が高い。問題はまだ標準的だが問題の半数近くが正誤問題で、100字の論述問題も字数が少ないものの意義や要因といった論述対策をしていないと戸惑う出題で、60分では時間的な余裕はない。対策として正誤問題になれること。正誤問題の問題集と過去問(政経以外の他学部のできれば)で用語集で調べながら演習を積むこと。論述も現代史に絞り、過去問、当HPの早稲田過去問(論述)当HPの論述問題集の同字数の問題を解いて訓練すること。

社会科学
 大問は3題で、記述と5択のマーク形式の試験。空欄補入・下線設問・組み合わせ問題・正誤問題が出題されます。問題難易度は2002年以前の細かい年号や事項の難問は少なくなり標準レベルになったが正確な知識がないと選びにくい問題もある。欧米史の割合が多い。

政治経済
 大問は6題で、記述と4〜5択から選択する空欄補充と下線設問と正誤問題が出題される。出題テーマはアジアは中国史が欧米は近現代の頻度が高く、宗教史や文化史もよくでる。難易度の高い問題が出ていて、特に正誤問題は長い文章で、2つ選択させたりや該当しないものもあり消去法が使えず、選択する文が教科書を越える内容のものが多くやっかいだが、正誤の決め手となる部分はみつけやすい。また、教科書と用語集をよく見ておけば7割の問題は正答できるはず。正誤問題対策は同学部の過去問で用語集等を見ながら解いていき、正誤の決め手となる部分はみつける訓練をつむこと大切。用語集にも書いていない答えられなくていい難問は毎年数題あるのでそれは捨てること。

文学部 文化構想学部
 2007年から文学部と文化構想学部となり大学のHPにサンプル問題があります。記述式とマーク式の問題。2003年度から実施された一文の形式に似ている。

参考:一文の傾向
 大問は8〜9題で、記述中心の空欄補入・下線設問、選択問題・正誤問題・30字以内の短文論述が出題され、問題は標準レベルで史料や写真・地図を使った問題などが出されています。

国際教養
 2004年度から実施。大問は4題で、出題形式はマーク式で4択の語句選択・正誤問題など、地図や史料を使った問題も出題された。出題テーマは欧米史・近現代史重視、外交・紛争など国際関係に関した問題が出題された。問題は標準レベル。正誤問題の訓練を忘れずに。

人間科学
 2004年度から実施。大問は4題で、出題形式はマーク式で4〜5択の空欄選択・語句選択・組み合わせ問題、正誤問題などが出題された。問題は標準レベル。正誤問題の訓練を忘れずに。

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